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今の美術業界を考える(その425)
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国際ロータリー年次大会@バンコク 2012年5月12日
初めて、国際ロータリー年次大会に参加してきました。広報委員として
ロータリークラブの仕組みを理解するとともに、一番大きな目的は
我が家に滞在していたタイからの留学生のファミリーと再会すること
でした。4家庭で3ケ月程滞在するのですが、我が家には日本に来て
すぐの3ケ月でしたので、始めは日本語もあまりできないし、1週間も
するとホームシックになるしで、こちらも初めてのホストファミリー
として慣れなくてお互いに苦労しました。でも、その苦労の分だけ可愛い
もので、今でも日本のお母さんとして慕ってくれると嬉しいものです。
私は大学を卒業してすぐに日本アイ・ビー・エムという組織で1年半にも
わたる企業研修を受けました。今、ロータリークラブで様々な活動をして
感じるのは、組織の動かし方や仕組みの作り方が当時の日本アイ・ビー
・ エムとロータリーとがとても似ています。お互いに国際的な組織では
ありながら、日本では非常にドメスティックに運営していて本部とは
少し違う動き方をしているのです。好奇心の強い私としては、国際ロータリー
がどのようなものかも知りたくて、参加してみました。事前に用意された
プログラムで、自分の都合のよい所に参加すればよいようになっていて
多くの方は自分の所属するロータリーの仲間と参加するようでした。
私の所属するロータリークラブでは、誰もいかないというので夫婦で
参加してみましたが、とても楽しめる内容になっていました。そもそも
泊まっているホテルもロータリーの人ばかりですし、登録バッチをつけて
いると、エレベーターの中でも‘どこのロータリー?’と英語で話しかけて
きます。主人などはトイレの中で‘僕はアフリカのロータリークラブから
きているけど、君はどこから来たの?‘と聞かれて嬉しかったようです。
中小零細企業を経営していると、組織というものに所属している意識は全く
ありません。特に画廊という仕事は一匹オオカミのような仕事ですので、
美術関係者は全て仲間でありライバルであるような感覚を持っているので、
組織に対する帰属意識は誰ももっていないのです。そこに、アフリカや今回
はインドからの参加者がとても多く、多国籍の人たちとの連帯意識を確認
することができたことが私にとっては大きな収穫でした。
美術の世界でも、世界中の人たちと仕事ができるような気がしています。
文責 野呂洋子