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<title>銀座 柳画廊ニュースレター</title>
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<description>銀座 柳画廊ニュースレターの最新号とバックナンバーを掲載しています
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 <title>銀座 柳画廊ニュースレター</title>
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<title>瀬戸内国際芸術祭２０１０</title>
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<description>◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

　　　　　　　　今の美術業界を考える（その３３３）

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

　瀬戸内国際芸術祭２０１０　　　　　　　　　２０１０年７月２４日
　
　...</description>
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<dc:date>2010-07-24T09:00:32+09:00</dc:date>
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<content:encoded><![CDATA[◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆<br>
<br>
　　　　　　　　今の美術業界を考える（その３３３）<br>
<br>
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆<br>
<br>
　瀬戸内国際芸術祭２０１０　　　　　　　　　２０１０年７月２４日<br>
　<br>
　先週末に直島にいってきました。今回で４回目か５回目の訪問です。<br>
　アートに興味があるという友人と、せっかくなので前夜祭とオープニング<br>
　セレモニーに参加してきました。<br>
　銀座柳画廊の社長は、所用があり参加できませんでしたが、私は子供の<br>
　頃から‘お前は瀬戸内海の海賊の子孫なんだよ’といわれて育っております<br>
　ので、瀬戸内海にいくとわくわくします。アートイベントが瀬戸内海である<br>
　というのは、個人的にとても嬉しく思っておりますし、お手伝いできることは<br>
　させていただこうという思いです。<br>
<br>
　さて、友人と朝７時１０分の新幹線に乗り込んで、わくわくしながら岡山に<br>
　向かいました。今回のイベントは香川県の主催なので、香川に宿泊したかった<br>
　のですが、満室のため岡山にホテルを取りました。普段から直島のホテルは<br>
　満室であることが多いので、仕方がありません。不便なのが、この旅を楽しむ<br>
　一つの要素なのですが、フェリーの乗り継ぎも悪いのです。けれどフェリーが<br>
　とっても素敵です。社長には怒られるかもしれませんが、南フランスで<br>
　ボート遊びをするのと同じくらい、瀬戸内海のフェリーは素敵です。やはり、<br>
　瀬戸内海の海賊だと言われても仕方がないかもしれませんが、瀬戸内海の海が<br>
　大好きなのです。この景色を見るだけで、直島に来てよかったと心から思います。<br>
　瀬戸内海の景色を見て思うのは、自然に勝る芸術はないのではないかと思って<br>
　います。どんなに素晴らしい芸術も、本物の自然が与えてくれる感動には<br>
　かなわないと思っています。ただ、素晴らしい自然の景色が与えてくれる<br>
　感動があるからこそ、絵画を見たときにその感動を思い出すきっかけを与えて<br>
　くれるのだと思います。ですから、芸術を理解するには様々な多くの感動を<br>
　実生活の中で経験することが大切で、芸術作品はそれらの感動を思いおこす<br>
　ための鍵というか、入り口を誘うものだと思っています。<br>
<br>
　そのように考えれば、瀬戸内海に住んでいる人たちは毎日素晴らしい景色に<br>
　囲まれて生活しているので、あえてアートに触れなくても豊な生活をしている<br>
　のだと思います。地元の方々が、直島の現代アートとの距離感をとるのが難しい<br>
　という話を伺いましたが仕方がありません。都会の人たちとのコミュニケー<br>
　ションをとることも、アートの一部なのかもしれません。<br>
都会の人たちは精神的に病んでいる人が多いので<br>
　現代アートを求めて直島にきて、本物の景色に癒されて帰っていくのだと<br>
　思います。都会で現代アートに共鳴するのは簡単ですが、大自然の中で<br>
　現代アートに触れることで、大切なものを思い出すのだと思います。<br>
　福武さんと、北川フラムさんの壮大なアートの実験が始まったばかりですが<br>
　周辺で瀬戸内海の支援者を増やす協力をしたいと思っています。<br>
　<br>
　<br>
<br>
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　文責　　　　野呂　洋子<br>

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<title>小学生の画廊巡り</title>
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<description>◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

　　　　　　　　今の美術業界を考える（その３３２）

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

　小学生の画廊巡り　　　　　　　　　　　　　　２０１０年７月１７日
　
...</description>
<dc:creator>studio_gotcha</dc:creator>
<dc:date>2010-07-17T09:00:10+09:00</dc:date>
<dc:subject></dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆<br>
<br>
　　　　　　　　今の美術業界を考える（その３３２）<br>
<br>
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆<br>
<br>
　小学生の画廊巡り　　　　　　　　　　　　　　２０１０年７月１７日<br>
　<br>
　本年度は、銀座の泰明小学校と水天宮の有馬小学校の生徒さんたちを<br>
　２日にかけて、銀座の画廊巡りを開催いたしました。<br>
　泰明小学校では２度目の開催になりますので、今年巡る予定の３年生<br>
　たちは、昨年度に画廊にいった先輩達から話を聞いていて楽しみに<br>
　してくれていたようです。<br>
　当日は、日動画廊さんや　泰明画廊さん、翌日には相模屋美術店さん<br>
　小林画廊さん、ギャルリーためながさんにもご協力いただいて<br>
　子供達は芸術を満喫したようです。とくに、泰明画廊さんは名前が<br>
　同じということもあって、泰明小学校の生徒さんたちは親近感をもって<br>
　画廊にいったようでした。昨年度より、小学校・中学校での美術教育に<br>
　おいて鑑賞教育が学習指導要領にも入りましたが、実践となると難しい<br>
　ようです。驚いたのは、小・中学校の生徒さんたちは無料であるにも<br>
　かかわらず、美術館に行くことすらハードルが高いようです。<br>
　本来、美術鑑賞教育は美術館の仕事の一部でありますが、私たちは立地を<br>
　生かして画廊で鑑賞教育をすることを推進しています。<br>
　小学校の先生方との交流も、画廊の人間からすると非常に得るものが大きい<br>
　ように感じました。私たち、銀座の画廊も閉じた世界に収まっているように<br>
　感じておりますが、公立の学校という場所も同じく閉じた世界に収まって<br>
　いるようです。先生方も、学校の先生になると、ある意味で一国一城の主に<br>
　なるわけで、学級担任はクラスの生徒たちのボスになります。ですから、<br>
　人の授業の行い方を学んだりするようですが、美術教育となると個性があって<br>
　当たり前だと思います。今回、泰明小学校では画廊巡りのあとに、公開授業<br>
　研究会といって、授業を東京都の図画工作の先生方に公開いたしました。<br>
　それも、画廊巡りで見てもらったあと、岡野博先生を実際泰明小学校に招聘して<br>
　実演してもらいました。子供達はペインティングナイフを使って、下絵<br>
　なしに描き始める岡野先生の制作の様子に興味しんしんで、真剣な眼差しで<br>
　見つめていました。何人かの子供達は、岡野先生のまわりを陣取って<br>
　すっかり岡野先生になりきった様子でペインティングナイフで絵を描き始めて<br>
　おりました。面白いのは、先生が何も指導しないにもかかわらず、もくもくと<br>
　思い思いの絵を描き始めていることでした。ローラーで描く子もいれば、筆で<br>
　描く子もいて、さらに手でぐちゃぐちゃと描き始める子供たちもおりました。<br>
　それは、絵に凹凸をつけるための混ぜ物を先生が用意したからで、絵の具に<br>
　まぜものを混ぜる作業が楽しかったからでしょう。<br>
　本物の絵を見てきて、本物の絵描きさんの傍で一緒に制作する経験をする。<br>
　きっと、彼らの思い出の一ページとして　一生の思い出を残すことが出来たの<br>
　ではないかと思います。<br>
　<br>
　<br>
<br>
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　文責　　　　野呂　洋子<br>

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<title>日本文化芸術研究センター</title>
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<description>◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

　　　　　　　　今の美術業界を考える（その３３１）

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

　日本文化芸術研究センター　　　　　　　　　　２０１０年７月１０日
　
...</description>
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<dc:date>2010-07-10T09:00:43+09:00</dc:date>
<dc:subject></dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆<br>
<br>
　　　　　　　　今の美術業界を考える（その３３１）<br>
<br>
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆<br>
<br>
　日本文化芸術研究センター　　　　　　　　　　２０１０年７月１０日<br>
　<br>
　先週、京都造形大学と東北芸術工科大学が外苑キャンパス日本文化<br>
　芸術研究センターのオープニングに行ってきました。<br>
　京都造形大学は千住博さんが学長をしており、東北芸術工科大学は<br>
　日本画家の松本哲男さんが学長をしております。この２校の成果を<br>
　発表する場所としても機能するであろう、日本文化芸術センター<br>
　のトップには　お茶のお家元の千　宗室さんが就任されておりました。<br>
<br>
　まさしく、日本の文化を世界にアピールする場所として東京を選ばれた<br>
　ようで、そこのトップに千　宗室さんを選んだということは、まさしく<br>
　日本の茶の湯が、日本文化の入り口として茶碗の文化や書の文化、<br>
　お花の文化も含めた総合芸術であるということです。そもそも、この<br>
　団体とのご縁は、古くからの友人が京都造形大学の事務局に働いて<br>
　いる関係で、この大学が創設するころから、束いもちゃんのデビュー作品<br>
　も含めまして、卒業生の作品なども拝見させていただいています。<br>
　この理事長を務められている、徳山　詳直氏という方に関して、<br>
　私は全く存じ上げないので語れないのですが、実業家であり教育者<br>
　だということです。オープニングのスピーチを聞く限りにおいては<br>
　日本の文化を世界へ発信したいという私の思いと近いものを持っている<br>
　方なのだと認識しています。<br>
　当日はマスコミの方もお呼びして、記者会見も兼ねていたようですが<br>
　残念だったのは、マスコミの方からこの大事業に関して、何の質問も<br>
　なされなかったことです。翌日の新聞も捜してみたのですが、渋谷<br>
　経済新聞が取り上げておりましたが、他のメディアで捜すことが上手く<br>
　できませんでした。あれだけの、施設と、あれだけの思いを込めて<br>
　作り上げたものに、何故、これだけ反応が薄いのだろうかと思うと<br>
　すこし残念な気持ちにもなりました。<br>
　文化を大切に思う人は、日本にもたくさんおります。そのために、私財も<br>
　含めて投じていらっしゃるかたも、それなりにおります。日本の国も<br>
　あの事業仕分けにおいて、予算を増やすことはできないけれど文化事業は　<br>
　拡大することに国として認めていくことを報告書に書かれています。<br>
　それなのに、大きな力に集積していかないのは何故なのでしょうか？<br>
　多くの人が、日本文化を大切に思い、活性化することを望んでいるのに<br>
　それがまとまらないのは何故なのでしょうか？<br>
　非常に難しい問題ではありますが、自分だけが儲かればいいという考え方と<br>
　人が成功すると、引き摺り下ろす日本人の嫉妬社会が根深く作用して<br>
　いるように感じられます。文化関係で成功する方を、賞賛していく<br>
　社会に変えていかなければならないと強く感じています。<br>
　<br>
<br>
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　文責　　　　野呂　洋子<br>
<br>
<br>
<br>
<br>

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<title>新人作家の発掘</title>
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<description>◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

　　　　　　　　今の美術業界を考える（その３３０）

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

　新人作家の発掘　　　　　　　　　　　　　　　　２０１０年７月３日
　
...</description>
<dc:creator>studio_gotcha</dc:creator>
<dc:date>2010-07-03T09:00:26+09:00</dc:date>
<dc:subject></dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆<br>
<br>
　　　　　　　　今の美術業界を考える（その３３０）<br>
<br>
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆<br>
<br>
　新人作家の発掘　　　　　　　　　　　　　　　　２０１０年７月３日<br>
　<br>
　画商の誰もが情熱をかけるのが、新人作家の発掘です。しかし、それは<br>
　簡単なことではありません。若い作家が陥りやすい過ちは、よい絵を<br>
　描いていれば売れるはずだという考えです。<br>
　逆説的にいえば、景気がいい時は、良い絵でなくても売れてしまうの<br>
　です。絵描きというのは、死ぬまで絵描きを続けて初めて本物の作家<br>
　だと思うのです。本物だとか、一流だとか、言葉でいうのは簡単ですが、<br>
　それを体言するのは言葉であらわせないほどの壮絶な努力と継続の<br>
　積み重ねから来るものだと思っています。<br>
<br>
　先週の土曜日に、三菱商事のやっているアートゲートプログラムに参加<br>
　してきました。友人のお嬢さんが芸大の油彩画に入学されたということで<br>
　ご紹介しましたところ、初出品でいきなり入選。しかも、奨学金まで<br>
　もらえるということで、喜びのご連絡をいただき、紹介した私まで自分の<br>
　ことのように嬉しくなってしまいました。もちろん、彼女は実力で選ばれた<br>
　ので、私に義理を感じる必要は全く無いのですが、大学生が業界のプログラム<br>
　を知るのは、やはり情報通である必要があるのかもしれません。たまたま<br>
　お母様が私の知り合いであるというご縁から、彼女が入選されましたが、<br>
　あまたある美術大学でも、この三菱商事のやっているアートゲートプロ<br>
　グラムを知っている学生は一部だと思うのです。そもそも、美大に入学する<br>
　ような学生さんたちは、団体行動が苦手な人たちでしょうし、友人に<br>
　知らせるということは、ライバルを増やすことにもなるので、きっと<br>
　仲間同士で知らせることも少ないのでしょう。今回のことでも感じたのは<br>
　美術の世界で、縁故があることと、お金があることは、大切なことで<br>
　決して恥じることではないのです。そして、縁故があることとお金がある<br>
　ことは美術を続ける上での才能の一つともいえるのだと思います。<br>
　明治時代には、東京芸術大学の学生で圧倒的な才能を持つ学生がいると<br>
　お金持ちの仲間がお金を集めて、自分ではなく、その仲間にお金を<br>
　渡してパリへ行かせたという話しをよく聞きます。また当時、日本には<br>
　画廊というシステムも機能しておらず、パリに渡った絵描きさんから<br>
　海外では画商という仕事があって、絵を商品として売る専門業者がいる<br>
　ことを絵描きさんがパトロンに伝えて、画商という仕事が普及したと<br>
　言われています。今の中国やアジア諸国はそういう時代なのだと思います。<br>
　ですから、私たち日本の画壇では、日本の作家だけでなく日本にきて<br>
　勉強しているアジアの作家たちも　これからの新人作家として注目して<br>
　いくことが、アジアの経済発展を取り込んでいく一つの手段になるかも<br>
　しれません。<br>
<br>
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　文責　　　　野呂　洋子<br>
<br>
<br>
<br>

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<title>財政問題</title>
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<description>◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

　　　　　　　　今の美術業界を考える（その３２９）

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

　財政問題　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２０１０年６月２６日
　...</description>
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<dc:date>2010-06-26T09:00:30+09:00</dc:date>
<dc:subject></dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆<br>
<br>
　　　　　　　　今の美術業界を考える（その３２９）<br>
<br>
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆<br>
<br>
　財政問題　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２０１０年６月２６日<br>
　<br>
　世界的に消費税の増税が言われています。２００８年のリーマンショックに<br>
　より、各国がこぞって国債を発行して景気刺激対策をうちました。<br>
　そのおかげで世界的に株価も持ち直し、底沼のように見えた景気にも<br>
　なんとか薄日がみえるような状況になりました。昨今の欧米の美術品<br>
　マーケットをみると、リーマンショック以前の水準に戻ってきておりますが<br>
　それは、ドル建て、ポンド建ての水準で円高に見舞われている日本においては<br>
　美術品市況も厳しい局面が続いているように思えます。<br>
<br>
　ここにきて、最近ではギリシャ問題がおこり、国の財政破綻の危機が問題視<br>
　されています。ユーロという人工的に作られた貨幣が、金融政策においては<br>
　統一されても、財政問題には干渉できないという矛盾を市場が意識しはじめた<br>
　わけです。ユーロという通貨は、景気がいいときにはドイツの国力にあわせて<br>
　評価されますが、景気が悪くなると最も厳しい局面のギリシャに合わせて<br>
　ユーロが評価されてしまいます。初めは勤勉なドイツ国民が、どうして<br>
　怠け者のギリシャ人のために自分達の税金で助けなければならないのだという<br>
　感情的な問題で、メルケル首相もすぐに救済宣言はできませんでした。<br>
　しかし、結果的にギリシャ問題から発生した劇的なユーロ安により、ドイツ<br>
　の輸出企業は大きな利益を得る事になり、結果的にはその利益を使って<br>
　ドイツはギリシャの救済をすることになりました。<br>
<br>
　日本においては、ギリシャよりも厳しい国の財政状況でありながら、日本<br>
　国内で国債が消化されていて、日本国内の金融資産が国債発行残高よりも<br>
　多いという理由で、円が安全だということで円高になっています。<br>
　日本の大企業がほとんど、輸出企業である現実を考えると大きな矛盾を<br>
　感じます。昨年度の秋に政権交代がおこり、民主党政権になり、菅首相に<br>
　なってから、消費税の増税と所得税の税率の上限をあげる話がでてきます。<br>
　年内にも大手製造業の本社を日本からシンガポールにうつすという話もでて<br>
　おり、法人税は下げる方向です。個人的に思うのは、世界の経済が密着して<br>
　動くようになった現在、税金に対する考え方もある程度、世界の中で統一<br>
　した方が安定するように思います。諸外国を見渡すと、特に中国では外国人<br>
　から税金をとって、自国民からは税金をとらないようなシステムです。<br>
　しかし、日本人は外国人には優遇税制をとり、日本人からとれるだけ税金を<br>
　とろうという考え方です。日本でしか仕事ができないのは、政治家と役人だけ<br>
　です。民間の我々は海外に出て行くというオプションが残されていることを<br>
　もう一度考え直す時期だと思います。<br>
<br>
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　文責　　　　野呂　洋子<br>
<br>

<img src="http://counter2.blog.livedoor.com/c?ro=1&act=rss&output=no&id=401363&name=studio_gotcha&pid=51040987" width="1" height="1" />
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<item rdf:about="http://blog.yanagi.com/archives/51037321.html">
<title>資生堂企業文化部</title>
<link>http://blog.yanagi.com/archives/51037321.html</link>
<description>◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

　　　　　　　　今の美術業界を考える（その３２８）

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

　資生堂企業文化部　　　　　　　　　　　　　　２０１０年６月１９日
　
...</description>
<dc:creator>studio_gotcha</dc:creator>
<dc:date>2010-06-19T09:00:08+09:00</dc:date>
<dc:subject></dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆<br>
<br>
　　　　　　　　今の美術業界を考える（その３２８）<br>
<br>
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆<br>
<br>
　資生堂企業文化部　　　　　　　　　　　　　　２０１０年６月１９日<br>
　<br>
先日、中央区の生涯学習課の講座で、現存するギャラリーとして最も古い<br>
ギャラリーといわれている銀座の資生堂ギャラリーを運営する資生堂<br>
企業文化部の部長さんのお話を伺ってきました。<br>
私たち、コマーシャルギャラリーと違って、資生堂さんは化粧品という<br>
本業があって、会社の一部の組織として企業文化部があり、そこの<br>
直轄事業として資生堂ギャラリーが存在します。資生堂は１８７２年に<br>
洋風調剤薬局として福原有信氏が創業し、初代社長は絵描きになりたかった<br>
福原信三氏が継承されました。資生堂さんの企業理念は<br>
‘私たちは　多くの人々との出会いを通じて、新しく深みのある価値を<br>
発見し、美しい生活文化を創造します。‘<br>
ということで、１９１６年に意匠部（広報･デザイン部）を創設され、<br>
１９１９年には資生堂ギャラリーを開設いたしました。<br>
銀座の街と、ともに歩まれた資生堂さんは明治政府が銀座に与えた<br>
ミッションを継承しています。それは、日本の人々に最新西洋文化、文明<br>
を見せる窓口にすること。外国から来た人たちに日本の最高レベルの<br>
商品を見せること。大火に備えて大火煉瓦の防火壁を作ることも当時の銀座に<br>
とって大きなミッションだったそうです。<br>
銀座のモダンな先進性は、明治政府の肝いりだったようです。<br>
<br>
さて、１９８０年代後半には多くの企業が企業メセナと称して、文化事業<br>
に参入してこられましたが脈々と続いているのはわずかな企業だけです。<br>
その中で、資生堂さんは我々美術商からみても、素晴らしい貢献と功績を<br>
残されていると思っています。講演の最期に文化部長にちょっといじわるな<br>
質問をしてみました。<br>
「大企業の中で、企業文化部というと利益をあげる部門でなく、お金が<br>
かかるという意味で、経済合理性から営業部などから批判のような意見は<br>
でてきませんか？　また９０年という長い歴史の中で、企業文化活動を<br>
やめろという圧力はありませんでしたか？」<br>
このお返事が素晴らしいものでした。資生堂では、文化活動によって<br>
経済的な価値基準だけではない文化的社会的、人間的な価値軸を企業活動<br>
に取り込むことが出来ると考えています。<br>
また文化支援を経営の自己実現のひとつの方法と考えている。という<br>
のです。さらに、資生堂では新入社員研修で一番力をいれているのが、<br>
企業理念や企業の歴史・文化の継承で、企業文化部がこの役割を<br>
果たしているのだそうです。<br>
これからの課題は、企業のグローバル化に伴い、現地採用の人たちに<br>
資生堂の企業理念や企業の文化の共有を図るのが企業文化部に託された<br>
使命であり、企業文化を人やモノやお金と同様に経営に生かしていくことが<br>
大切であり、それらが大きなミッションと考えているそうです。<br>
<br>
美術に携わる一人として、これからの資生堂の発展を心から祈願して<br>
やみません。<br>
<br>
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　文責　　　　野呂　洋子<br>
<br>

<img src="http://counter2.blog.livedoor.com/c?ro=1&act=rss&output=no&id=401363&name=studio_gotcha&pid=51037321" width="1" height="1" />
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<item rdf:about="http://blog.yanagi.com/archives/51034378.html">
<title>政治と芸術</title>
<link>http://blog.yanagi.com/archives/51034378.html</link>
<description>◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

　　　　　　　　今の美術業界を考える（その３２７）

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

　政治と芸術　　　　　　　　　　　　　　　　　２０１０年６月１２日
　
...</description>
<dc:creator>studio_gotcha</dc:creator>
<dc:date>2010-06-12T09:00:35+09:00</dc:date>
<dc:subject></dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆<br>
<br>
　　　　　　　　今の美術業界を考える（その３２７）<br>
<br>
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆<br>
<br>
　政治と芸術　　　　　　　　　　　　　　　　　２０１０年６月１２日<br>
　<br>
私は日頃から政治の仕事と芸術の仕事は類似性が多くあると思っています。<br>
それは、人を感動させて動かすことが重要だからです。政治家は言葉で<br>
人を動かしますが、芸術家は作品で人を動かします。そこにはきっても<br>
きれないような絆があるように感じています。<br>
また、変革が求められている日本の政治の世界と、日本の美術業界も全く<br>
同じような構造問題があると思っています。まずは世襲の問題。日本の<br>
美術界も2世、３世がビジネス上有利に働きます。なぜならば、販路を<br>
広げるために信用を築くのに時間がかかるからです。世襲した２世、３世<br>
は親の築き上げた信用の土台の上に仕事ができるので、業界では大きな<br>
アドバンテージになります。政治の世界を見渡しても、２世、３世が多く、<br>
今回、首相になった菅さんは１４年ぶりの世襲ではない議員だそうです。<br>
その前は村山さんで社会党出身の議員です。政治の世界は数をまとめる力<br>
と選挙に強いことが重要ですし、選挙にお金がかかるということも、新人<br>
議員には辛い所なのだと思います。<br>
政治とお金もまったなしの問題ですが、芸術とお金もまったなしの問題だと<br>
理解しています。今の日本の状況は、美術館も、企業も、個人も美術品を<br>
購入することが非常に難しく、芸術家を育てる環境はありません。<br>
あまり国に頼ることはしたくありませんが、諸外国と比べてもあまりに貧困<br>
な日本の文化行政には目を覆いたくなります。平田オリザさんたちが文化政策<br>
部会というところで文化「省」格上げの提言や、石原都知事が５月１０日に<br>
文化政策緊急提言を文化庁長官に提出したりと、最近では多くの人たちが<br>
日本の文化の力を日本の成長戦略に取り込むための提言を始めました。<br>
その中で、芸術の定義があいまいになり、心配なのが絵画を含む芸術が取り<br>
残されていることです。舞台芸術や、漫画、ファッション、音楽、映画などが<br>
文化庁や経済産業省も注目しておりますが、日本画や油絵といった絵画の分野<br>
の発言が非常に小さいことを危惧しています。先日のベネチアビエンナーレの<br>
選考会でも、最終選考に残った平面作家は、現代アートのイベントの主流は<br>
ビデオインスタレーションと立体であるという理由で、選考から外されたと<br>
伺いました。なんとも寂しい話ではないですか。芸術性よりも、流行を優先<br>
させるのは、もし真実だとしたら恐ろしいことです。<br>
政治の世界でも７月に行われる参議院選挙で新しい方々が多く立候補される<br>
ようです。その中で、政治家も流行で選ばれるようなことがあってはいけない<br>
と個人的に思っています。<br>
今回は、生きていくのが不器用な１５年来の友人が立候補を決意したようです。<br>
気持ちだけではありますが、彼の志を応援したいと思っています。<br>
http://www.your-party.jp/members/kounin/gotoukeiji.html<br>
<br>
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　文責　　　　野呂　洋子<br>
<br>

<img src="http://counter2.blog.livedoor.com/c?ro=1&act=rss&output=no&id=401363&name=studio_gotcha&pid=51034378" width="1" height="1" />
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<item rdf:about="http://blog.yanagi.com/archives/51031333.html">
<title>広田稔個展２０１０</title>
<link>http://blog.yanagi.com/archives/51031333.html</link>
<description>◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

　　　　　　　　今の美術業界を考える（その３２６）

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

　広田稔個展２０１０　　　　　　　　　　　　　２０１０年６月５日
　
５...</description>
<dc:creator>studio_gotcha</dc:creator>
<dc:date>2010-06-05T09:00:52+09:00</dc:date>
<dc:subject></dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆<br>
<br>
　　　　　　　　今の美術業界を考える（その３２６）<br>
<br>
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆<br>
<br>
　広田稔個展２０１０　　　　　　　　　　　　　２０１０年６月５日<br>
　<br>
５月２８日（金）から６月１２日（土）まで会期中無休で広田稔先生の<br>
個展を開催しています。初日の金曜日、銀座の夜会の当日と合わせました<br>
ので夜には大勢の方に来ていただきました。本当に有難いことだと<br>
思っています。ただ、少し気をつけなければいけないと反省したのは、<br>
初日というのは、もともとの広田先生のファンの方が買いに来てくださる<br>
大切な日です。それを銀座の夜会ということで初めて画廊に来られる方にも<br>
入りやすくするイベントを同じ日に設定してしまったために、古くからの<br>
お客様が、初めて画廊に来られる人たちに圧倒されて帰ってしまったという<br>
ことでした。画廊としては、新しいお客様にも来ていただきたいので、<br>
今回のことは、完全に銀座柳画廊の判断ミスでした。展覧会の中日あたりに<br>
画廊の夜会を設定するべきでした。<br>
<br>
初めて画廊に来られる方は、絵の見方もまだ慣れていないので、先生から<br>
すると「絵を一生懸命に見てくれないと寂しいよ。」ということで、<br>
ごもっともな意見だと思いました。そして、一人ではなく大勢で画廊を<br>
巡ることで、やっと画廊に来ることができるということです。<br>
やはり、画廊巡りを通じてお客様にお伝えしていかなければいけないのは、<br>
作家がいる時のマナーとして<br>
「絵を一生懸命見る」ということなのだと、改めて実感いたしました。<br>
画廊側としては、どうしても　お客様に長く滞在してもらいたいという<br>
思惑もあり、画廊の夜会では　飲み物や食べ物をご用意しているのですが<br>
あくまでも、それらは絵を長い間見るための‘おつまみ’なのであって<br>
画廊の主役は絵画なのです。<br>
長い間、画廊側の努力不足でお客様を育てていなかったということもあり、<br>
画廊で絵を見るときのマナーや、作家がいるときのマナーなども、これからは<br>
お伝えしていくことが必要だと思いました。美術館では、多くの来場者もあり<br>
静かに大勢の方が来られるのですから、画廊でもそのようなことは充分に<br>
可能なことだと思っています。<br>
さて、今回の広田先生の作品ですがパステル画だけでなく、モノクロームの<br>
クロッキーも出品していただきました。よく、美術館でみるダ・ビンチや<br>
ドガのデッサンのようで、長時間見ていると非常に味わい深く感動しています。<br>
油絵やパステルも、もちろん素晴らしいのですが、まさしく広田先生の真骨頂<br>
といいますか、裸の広田先生の絵を見るようで、このクロッキーの土台がある<br>
からこそ、素晴らしいパステル画や油彩画が出来上がってくるのだと思います。<br>
作家を理解していく上で、広田先生のクロッキーは重要な要素でもあり、また<br>
デッサンに関して言えば私の知る限りではダントツに一番だと思っています。<br>
<br>
<br>
<br>
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　文責　　　　野呂　洋子<br>
<br>
<br>
<br>

<img src="http://counter2.blog.livedoor.com/c?ro=1&act=rss&output=no&id=401363&name=studio_gotcha&pid=51031333" width="1" height="1" />
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<item rdf:about="http://blog.yanagi.com/archives/51030597.html">
<title>上海出張報告２０１０</title>
<link>http://blog.yanagi.com/archives/51030597.html</link>
<description>◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

　　　　　　　　今の美術業界を考える（その３２５）

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

　上海出張報告２０１０　　　　　　　　　　　　２０１０年５月２９日
　
...</description>
<dc:creator>studio_gotcha</dc:creator>
<dc:date>2010-05-29T09:54:26+09:00</dc:date>
<dc:subject></dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆<br>
<br>
　　　　　　　　今の美術業界を考える（その３２５）<br>
<br>
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆<br>
<br>
　上海出張報告２０１０　　　　　　　　　　　　２０１０年５月２９日<br>
　<br>
週末の土日で上海に行ってまいりました。目的は、「隠地妙、星野美智子、<br>
瀧・梅岡真理子、藩微、黄洲青」のグループ展のオープニングへの参加<br>
です。この展覧会のキーパーソンは隠地妙さんで、実質この展覧会の<br>
キュレーターの役割も果たしています。何を隠そう、この展覧会<br>
の影のサポーターが私のＩＢＭ時代の上司です。瀧・梅岡さんの、この<br>
展覧会への参加も、昨年度に銀座柳画廊での個展が隠地さんとの出会いを<br>
作ったようで、そういう意味も含めまして「はせ参じなければ」と思った<br>
次第です。<br>
さて、１年ぶりほどの上海ですが　空港におりて驚いたのが、銀座柳画廊<br>
でもおつきあいのある、上海のアーティストたちの１００号以上の作品が<br>
空港の入国手続きをする会場の広々した廊下のような場所に彼らの作品が<br>
陳列されていることでした。日本では考えられないことです。<br>
上海万博で多くの外国のお客様を迎える国際空港に国が支援している４０台<br>
の若手作家の対策を２０枚近く展示しているのです。そこには黄さんの作品<br>
も含まれており、彼の作品は上海万博にも展示されているということです。<br>
明らかに、国と空港（行政）と作家（画商）が手を取り合って、自国の<br>
文化を海外へ発信する大きな宣伝をしているのです。中国にいって、身に<br>
しみて感じるのは、私がやりたい、と思っていることを目の前で実践して<br>
いて、その文化行政の結果と効果をあげていることです。<br>
もちろん、中国では１９７６年まで文化大国が行われており、４０台後半の<br>
世代が現代作家の第一世代といわれています。ですから、中国が自由主義を<br>
取り入れ始めて、文化的にも開放された第一世代が彼らなので、大きな<br>
チャンスが彼らに集中するのは理解できます。しかし、その文化の育成<br>
と発信に、国と行政の関与が大きく影響しており、日本の無作為とは大違い<br>
であることに驚いています。<br>
<br>
さて、驚きながら上海に到着してホテルで昼食をとり、偶然に会った作家達<br>
と展覧会会場に向かいました。会場は彫刻センターといわれる、昔の工場の<br>
跡地だそうで、ここも国が支援して作ったアート村のひとつです。来月には<br>
１９１９という、もっと規模の大きいアート村が国を挙げて上海に出来るという<br>
のですから驚くばかりです。北京には７９８地区など、さまざまなアート村が<br>
ありますが、日本の都市には国が作ったそういう場所は見当たりません。<br>
誰も人がこなさそうな、田舎に作る話はよく聞きますが、人の集まる都心<br>
で文化を発信しようとするのが中国です。会場となるギャラリーも、とても<br>
素敵なところで２階建ての一軒家風のギャラリーでした。展覧会初日に、<br>
ギャラリー側がおよびしたお客様が２点、日本人の作品を購入していった<br>
のも、印象的でした。中国人コレクターです。<br>
隠地さんと、影で支える隠地さんのパトロンがいるからこそできた展覧会<br>
ですが、私の親の世代に近い方が、これだけ一生懸命に仕事に打ち込み、<br>
海外でチャレンジしていく姿に、もう一度自分の仕事を見直す、いい機会に<br>
なったと思います。<br>
<br>
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　文責　　　　野呂　洋子<br>
<br>
<br>

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<item rdf:about="http://blog.yanagi.com/archives/51027392.html">
<title>札幌出張報告</title>
<link>http://blog.yanagi.com/archives/51027392.html</link>
<description>◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

　　　　　　　　今の美術業界を考える（その３２４）

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

　札幌出張報告　　　　　　　　　　　　　　　　２０１０年５月２２日
　
...</description>
<dc:creator>studio_gotcha</dc:creator>
<dc:date>2010-05-22T09:00:34+09:00</dc:date>
<dc:subject></dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆<br>
<br>
　　　　　　　　今の美術業界を考える（その３２４）<br>
<br>
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆<br>
<br>
　札幌出張報告　　　　　　　　　　　　　　　　２０１０年５月２２日<br>
　<br>
今年で札幌市立大学の授業も３回目になります。昨年度は卒業生もだし、<br>
就職もわりと良かったというお話を聞いて嬉しく思っています。<br>
最近の大学では、非常勤講師として社会の現場で働いている人の声を<br>
直接学生達に届けたいという思いがあるらしく、私のような人間に<br>
声をかけてくれるようになったようです。<br>
<br>
先週号にも書きましたが、今年は日本の美術教育に力を入れているという<br>
ことで、札幌市立大学の授業でも、内容に色々と変更を加えています。<br>
まず、昨年までは学生からの発表としての課題は、「海外で展覧会を<br>
するときの準備」でしたが、今年は「札幌にある屋外彫刻を捜してきて、<br>
鑑賞し、その楽しみ方を紹介してください。」ということで、まさしく<br>
画廊めぐりの発展系の課題を出してみました。札幌には、私も驚きました<br>
が、数多くの野外彫刻があり、札幌の駅前どおりは彫刻どおりとまで<br>
言われているようです。生徒達に、イサム・ノグチの彫刻から<br>
佐藤忠良の彫刻まで数多くの素晴らしい作品を紹介してもらい、その<br>
鑑賞の仕方や楽しみ方も若者らしい発想で非常に楽しいプレゼンテーション<br>
をしてもらいました。美術の仕事を長年していると、ふと気づくと自分が<br>
凝り固まった考え方をしていないか？　自由に美術品を楽しんでいない<br>
のではないかという恐怖にかられることがありますが、学生や子供たち<br>
から学ぶことは多く、彼らとの交流は美術品に対して謙虚な気持ちを<br>
思い起こさせてもらえます。とはいえ、間違った情報は修正しなければ<br>
いけないので、作家名を取り違えて覚えたり、緊張して違う作品の説明を<br>
　することに対しては、訂正してもらっています。しかし、美術教育の<br>
　基本は、正しい知識や、技術を学ぶことよりも、美術を楽しむ心を教える<br>
　ことが一番重要だと思っておりますので、そこの部分に一番気を使っています。<br>
<br>
　今回、少し時間があったので芸術の森でやっていた「片岡珠子展」と近代<br>
　美術館でやっていた「本願寺展」もあわせて見てきました。驚いたのは<br>
　ＴＶや新聞で宣伝しているとはいえ、平日の昼に真駒内からバスで２０分<br>
　もかかる芸術の森に、バスを１台見送らなければならない程の人が展覧会<br>
　を見に行くということでした。本願寺展においても、チケットを購入するのに<br>
　２０人くらい並んでいて、会場内は人の頭の上から作品を覗き込む有様でした。<br>
　私が確信したのは、これから数年の間に必ず日本は文化・芸術が重要な政治<br>
　課題にあがる国になるということです。高齢化が急速にすすみ、団塊の世代が<br>
　大量に仕事を辞めて、時間ができたら何をするかといえば、豊な<br>
　気持ちになれる、美術館やお芝居や音楽など文化的な行動をとるに違いないと<br>
　思っています。多くの人は、高齢化の問題は医療費の増加といいますが、心の<br>
　病気を治して健康にしてくれるのが文化だと思います。これからの日本は<br>
　医療と同じように、文化を大切にしなければならず、医療技術が進んだために<br>
　人は簡単には死ねなくなっています。治療と治療費が辛くて自殺する方も<br>
　急増しているとも伺っています。心を健康にするために文化の力を必要とする<br>
　時代がすぐそこまで来ていると実感しています。<br>
<br>
<br>
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　文責　　　　野呂　洋子<br>
<br>
<br>
<br>

<img src="http://counter2.blog.livedoor.com/c?ro=1&act=rss&output=no&id=401363&name=studio_gotcha&pid=51027392" width="1" height="1" />
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</item>
<item rdf:about="http://blog.yanagi.com/archives/51025162.html">
<title>日本の美術教育</title>
<link>http://blog.yanagi.com/archives/51025162.html</link>
<description>◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

　　　　　　　　今の美術業界を考える（その３２３）

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

　日本の美術教育　　　　　　　　　　　　　　　　２０１０年５月１５日
　...</description>
<dc:creator>studio_gotcha</dc:creator>
<dc:date>2010-05-15T09:00:18+09:00</dc:date>
<dc:subject></dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆<br>
<br>
　　　　　　　　今の美術業界を考える（その３２３）<br>
<br>
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆<br>
<br>
　日本の美術教育　　　　　　　　　　　　　　　　２０１０年５月１５日<br>
　<br>
今年やろうと思っているボランティア活動のひとつが大人と子供の美術<br>
教育です。昨年度より、ご縁ができまして銀座の泰明小学校の生徒さん<br>
向けに学校の授業で画廊巡りを開催することができました。<br>
本年度は、それをもう少し拡張して　まずは銀座中学校へ営業しようと<br>
思っています。<br>
<br>
今の中学生は学習指導要領にあるのかもしれませんが、職業体験という<br>
体験講座があるようです。うちの日本橋中学に通う娘が、学校からの<br>
配布物で「受け入れ企業のお願い」という資料をいただいたので、早速<br>
応募させていただくことにしました。今年の９月に中学１年生を２日間、<br>
来年の２月に中学２年生を３日間、朝９時から夕方５時まで仕事をさせる<br>
というものです。そこで、社長にお願いしました。「社長に迷惑をかけないし<br>
うちの社員を使うこともしないから、是非この職業体験の受け入れを<br>
させて欲しい。」初めは、しぶしぶと「仕事の邪魔になるし、社員にも<br>
迷惑になるし、中学生にお願いする仕事はうちにはない。」ということ<br>
でしたが、そこは画廊巡りと同じねばりで、「迷惑はかけるとは思うけれど、<br>
将来への投資だと思って欲しい。未来の世代に美術の世界を知ってもらう<br>
ことは重要だし、美術教育をする指導者を子供のうちから育てたい。」<br>
と押し通しました。私が彼らにどんな仕事をお願いしようかというと、<br>
「画廊巡りのサポーター、および１０月３１日におこなわれる‘中央区<br>
まるごとみゅーじあむ‘での画廊ツアーのスタッフ育成です。」<br>
１日目の研修では、子供達に私が画廊巡りで何を伝えたいかを教え、実際に<br>
画廊巡りをし、そのときのマナーや気づいたことを子供たちから教えてもらい<br>
子供にとって楽しい画廊ツアーとはどういうものかをディスカッション<br>
します。２日目には、実際に大人のお客様向けの画廊ツアーを開催し、<br>
子供達にも同伴してもらいます。そうすることで、お客様が画廊ツアーで<br>
何を得ているかを、一緒に体得してもらいます。また反省会で画廊に求める<br>
ことなど、子供の目線から銀座の画廊に必要なことを洗い出そうと思って<br>
います。これが９月ですから１０月３１日（日）に開催する‘中央区<br>
まるごとミュージアム‘では中学生の子供達にスタッフとして実際に友人達や<br>
大人たちも巻き込んで画廊ツアーの企画者として主体的に働いてもらおう<br>
と思っています。この中央区まるごとみゅーじあむは、区役所が企画している<br>
イベントなので、この日は大人と子供の美術教育の場として銀座の画廊を<br>
開放するイベントにする予定です。銀座の泰明小学校、銀座中学を初めとして<br>
中央区の小中学生を大勢まきこんだイベントにしたてあげようと思っています。<br>
<br>
<br>
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　文責　　　　野呂　洋子<br>

<img src="http://counter2.blog.livedoor.com/c?ro=1&act=rss&output=no&id=401363&name=studio_gotcha&pid=51025162" width="1" height="1" />
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</item>
<item rdf:about="http://blog.yanagi.com/archives/51022739.html">
<title>文化大国日本</title>
<link>http://blog.yanagi.com/archives/51022739.html</link>
<description>◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

　　　　　　　　今の美術業界を考える（その３２２）

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

文化大国日本　　　　　　　　　　　　　　　　　２０１０年５月８日
　
私...</description>
<dc:creator>studio_gotcha</dc:creator>
<dc:date>2010-05-08T10:38:26+09:00</dc:date>
<dc:subject></dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆<br>
<br>
　　　　　　　　今の美術業界を考える（その３２２）<br>
<br>
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆<br>
<br>
文化大国日本　　　　　　　　　　　　　　　　　２０１０年５月８日<br>
　<br>
私にはたくさん将来の夢があります。その大きなひとつは「日本を文化大国<br>
にすること」です。海外にいって思うのは、日本は豊かな文化や芸術がある<br>
にもかかわらず、評価が低いというか、財産としての意識が低いと思っています。<br>
 <br>
諸外国を見渡して、日本ほど文化産業政策をおろそかにしている国はないと<br>
思っています。税制を見渡しても、日本ほど文化に対する制度が何もない<br>
国はないのではないかと思います。韓国は美術品には相続税がかかりませんし、<br>
中国では相続税はもちろん、企業が美術品を購入すると全額損金算入可能です<br>
。アメリカでは美術館への寄付控除の制度が充実しておりますし、フランスや<br>
イギリスにおいても文化政策はさまざまな優遇措置が講じられています。<br>
何故日本において文化政策がとられないか、理由を考えてみました。戦後、日本<br>
が復興するにあたり敗戦国として経済的に立ち直るために、アメリカの<br>
援助をもらいながら、軍事的にアメリカの軍を頼るという形をとり、<br>
経済復興だけに集中して、今の日本が出来上がったのだと思っています。<br>
文化は充分存在しているから二の次、三の次だったのが戦後の日本の政治でした。<br>
当時のアメリカは、ヨーロッパ文化に傾倒しており、アメリカの自国の文化<br>
を産業育成しようとしたのが１９５０年代後半で、ケネディ大統領はさまざまな<br>
文化産業政策を実施しました。当時のアメリカは、経済的には栄えておりまし<br>
たが自国の文化に対する誇りがもてず、その価値もなく、文化と歴史のある国<br>
に対する劣等感がありました。それが、アメリカ人がフランスという国に<br>
対する憧れという形で印象派という芸術の評価につながったのだと思います。<br>
その、フランスは画商と官僚と政治家が協力して、フランス絵画の再評価<br>
と、さまざまな文化産業政策に対して多大なる影響を与えた結果、今の<br>
文化大国としてのフランスという国家が成立したのだと理解しています。<br>
 <br>
今の日本は、当時のフランス以上の歴史と文化があり、アジア諸国を見渡して、<br>
中国やタイ、インドネシア、韓国などの美術館を巡っても、追随を許さない程<br>
の充実した内容の美術品と美術館が多数存在していると思います。これらの<br>
財産を見直し、企業と個人が美術品を購入するインセンティブを税制で与える<br>
ことで、日本という国はフランスをしのぐ文化大国になることは間違いないと<br>
思っています。<br>
 <br>
六本木に政策研究大学院という国立大学院が存在します。世界中の官僚を集め、<br>
政治学、行政学、国際関係論、あるいはそれらの学際分野に基づいた政策効果<br>
分析および政策評価の方法論を学ぶそうです。何人かの友人がそこに在籍して<br>
いるので尋ねてみましたが、やはり文化産業政策を専門にしている方はいない<br>
ようです。コンテンツや知財という分野の専門家はいるそうですが、文化・芸術<br>
方面の政策を研究する人がいないというのは寂しい限りです。<br>
 <br>
日本の明るい未来を考えたときに、日本を文化大国にしていくことが、<br>
多くの日本人を豊に、幸せにする一つの方法論なのだと信じています。<br>
<br>
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　文責　　　　野呂　洋子<br>

<img src="http://counter2.blog.livedoor.com/c?ro=1&act=rss&output=no&id=401363&name=studio_gotcha&pid=51022739" width="1" height="1" />
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</item>
<item rdf:about="http://blog.yanagi.com/archives/51012715.html">
<title>画廊の仕事</title>
<link>http://blog.yanagi.com/archives/51012715.html</link>
<description>◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

　　　　　　　　今の美術業界を考える（その３１９）

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

　画廊の仕事　　　　　　　　　　　　　　　　　２０１０年４月１７日
　
...</description>
<dc:creator>studio_gotcha</dc:creator>
<dc:date>2010-04-17T09:00:40+09:00</dc:date>
<dc:subject></dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆<br>
<br>
　　　　　　　　今の美術業界を考える（その３１９）<br>
<br>
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆<br>
<br>
　画廊の仕事　　　　　　　　　　　　　　　　　２０１０年４月１７日<br>
　<br>
リーマンショック以降、さまざまなビジネスモデルが崩れています。<br>
その中で、富裕層を対象とする我々の画廊のビジネスについて考えて　<br>
みました。そもそも、日本の富裕層というものは、海外の富裕層と比べると<br>
非常に層は薄く、かつ日本国内で消費することを隠したがる傾向に<br>
あります。<br>
先日、名古屋まで交換会の大会に行ってきました。約７０件の全国の画商<br>
さんたちが集まって、オークションをするのです。そこで感じることは、<br>
美術品の値段は経済合理性だけで決まるのではなく、誰と誰が仲がいいとか、<br>
この画廊さんを応援したいだとか、人に対する感情や、作品に対する感情が<br>
値段に反映する不思議な商品です。１６年間、オークションや交換会、<br>
そして、日々の画廊の仕事を通じてたくさんのことを感じています。また、<br>
お客様も、かぶっているケースが多く、同じような趣味の画廊とお客様は<br>
集まるものです。<br>
<br>
ですから、不況になってしみじみと感じるのはボランティア活動というか<br>
人のためにお役にたつことの重要性です。今、目の前だけの利益のために<br>
没頭していても、先の仕事は入ってこないのです。よその画廊さんや、<br>
お客様も含めて、人のお役にたつことで、巡り巡って自分のビジネスに<br>
返ってくるのです。絵を描いている絵描きさんでいえば、自分の描いた<br>
絵で、どれだけの人を幸せにすることができるかだと思います。その方法は<br>
人によって様々だと思います。もちろん、絵の値段が上がっていくことも<br>
お客様を幸せにするひとつの方法です。絵を見ることで幸せを与えることは<br>
一番むつかしいことだと思います。だから、現代の絵描きさんは絵に意味<br>
（コンセプト）を持たせたり、絵に何かしらの付加価値を持たせようと<br>
しているのだと思います。一番重要で、一番難しいのが、その絵を見るだけで<br>
多くの人を幸せにすることができる絵を描くことができたら、必ずその<br>
絵描きさんは大成功するのだと思います。ただ、人の感受性というものは<br>
全く様々な反応をするので、自分の絵を好きになるであろう、自分と感受性<br>
の近い人たちと繋がることが大切です。自分だけでできる仕事はちっぽけ<br>
です。ですから、絵描きさんは画商と組む必要があるのだと思っていますし、<br>
そのお客様のサークルを作ることが画商の仕事なのだと思っています。<br>
また、画商が多くの絵かきさんを扱っていて同じようなテイストの作家を<br>
扱っていると、自分のお客様のサークルの中で共食いを起こしてしまいます。<br>
そのバランス感覚も含めまして、美術のマーケットを広げることが私たちの<br>
画商の仕事なのだと思っています。<br>
<br>
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　文責　　　　野呂　洋子<br>

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<title>アートフェア東京２０１０報告</title>
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<description>◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

　　　　　　　　今の美術業界を考える（その３１８）

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

　アートフェア東京２０１０報告　　　　　　　　　２０１０年４月１０日
　...</description>
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<dc:date>2010-04-10T09:00:31+09:00</dc:date>
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<br>
　　　　　　　　今の美術業界を考える（その３１８）<br>
<br>
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆<br>
<br>
　アートフェア東京２０１０報告　　　　　　　　　２０１０年４月１０日<br>
　<br>
　バンコクから帰国して、すぐにアートフェア東京が開催されました。<br>
　社長を初め、社員の皆が万全な準備をしてくれていたお陰で、銀座柳<br>
　画廊のブースは大きな反響をいただくことができました。<br>
<br>
　まず、アートフェア東京は毎年来場者が増加するという好循環に入って<br>
　おります。この金融不況であるにもかかわらず、昨年、今年と入場者<br>
　を増やしてまいりました。このことは、アートフェア東京の事務局の<br>
　皆さんの努力はもちろんですが、日本人はアート好きだということの<br>
　実証だと私は考えています。<br>
　実際に２００９年度の美術館の企画展で来場者数（１日あたり）の<br>
　ランキングで世界トップ４までが日本の美術展だそうです。<br>
　そういう意味において、日本の美術業界のポテンシャルは非常に<br>
　大きいものだとポジティブにとらえています。ただ、アートフェア<br>
　東京もそうですし、日本のオークションや、画廊の売上も含めて<br>
　美術品の売買となると、残念ながら欧米はおろか、中国、韓国よりも<br>
　小さな金額になってしまうのが実情です。<br>
　<br>
　まず、一番大きな理由は、多くの日本人は‘自分達は絵を買うことが<br>
　できないと思っている‘ということです。絵を買うものだと思って<br>
　いないのです。お勉強や教養の対象だと思っているのです。<br>
<br>
３月３０日の日経新聞の朝刊に知的財産政策で、アニメ、映画、<br>
　音楽をビジネスとして支援する政府主導のプロジェクトの記事が出て<br>
おりました。是非、美術も含めて欲しいと思っています。美術館にいく<br>
日本人が多く、アートフェア東京にもこれだけたくさんの人が集まって<br>
いるわけですから、優秀な人材がもっと美術業界に集まる仕組みを作る<br>
だけでも、業界が活性化すると思っています。<br>
アートフェア東京で行われた、‘文化政策は日本を救うか？’‘という<br>
セミナーに文部副大臣の鈴木寛さんがいらっしゃったので、質問を<br>
してみました。鈴木副大臣の問題意識としては、文化は政治家として<br>
なかなか取り上げられないけれど、昨年度の事業仕分けで文部科学省の<br>
予算を大幅にカットされる映像がマスコミで流れたことを背景にＨＰで<br>
意見をつのったそうです。すると１５万件の意見のうち１１万件が文化<br>
関係だったそうです。いかに、マスコミと政治家の意識がずれているか<br>
ということで、是非とも現場から声をあげてほしいと言われました。<br>
（スーパーコンピュータのことばかりがマスコミでは取り上げられました）<br>
<br>
そういう後押しも頂きましたので、これからは美術関連産業の振興の<br>
ために、ひとはだ脱いでいきたいと思っています。<br>
<br>
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　文責　　　　野呂　洋子<br>

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<item rdf:about="http://blog.yanagi.com/archives/51006859.html">
<title>タイ出張報告</title>
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　　　　　　　　今の美術業界を考える（その３１７）

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　タイ出張報告　　　　　　　　　　　　　　　　　２０１０年４月３日
　
...</description>
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<dc:date>2010-04-03T09:00:34+09:00</dc:date>
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<content:encoded><![CDATA[◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆<br>
<br>
　　　　　　　　今の美術業界を考える（その３１７）<br>
<br>
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<br>
　タイ出張報告　　　　　　　　　　　　　　　　　２０１０年４月３日<br>
　<br>
　先週末に娘と二人でタイに行ってきました。目的は、我が家に３ヶ月ほど<br>
　滞在していた留学生のビーちゃんが大学受験で難関のチュラロンコン大学に<br>
　合格しましたので、そのお祝いです。タイから日本に来る留学生は富裕層が<br>
　多く、ビーちゃんもその一人です。また、家族の絆が非常に強く、よく<br>
　ビーちゃんの携帯にはお父さんからハートマーク付きのメールが入っていた<br>
　のを見せてもらっておりました。<br>
　うちの娘も１２歳になり、だんだんとお年頃で反抗期も始まっており、<br>
　お父さんの事を避けるようになってきました。中学になると、部活動が忙しく<br>
　なるので、なかなか旅行もしづらくなるだろうということで、アートフェア前<br>
　の強行軍ではありましたが、娘と二人の旅行をしてきました。<br>
　まず、驚いたのは、大接待を受けた事でした。ホテルに迎えにきてくれる<br>
　ということでしたが、朝７時半から夜９時まで分刻みのスケジュールで、<br>
　一家総出での３日間でした。この時期のタイは真夏で、４０度近くあり<br>
　少し歩くだけで熱射病になりそうなくらいの気温でした。水上マーケット<br>
　や、王宮や文化施設を案内してもらいました。<br>
　３年ぶりのタイですが、空港も新しく大きくなり、この３年間の経済発展は<br>
　目を見張る物がありました。上海や北京で起こっている事と近い物を感じて<br>
　きました。１９９７年に経験したタイ発のアジア通貨危機は、もう昔のことに<br>
　なっているようです。今回の金融危機もそうですが、通貨が暴落することは<br>
　危険ではありますが、外国からすると投資のチャンスですから、外資の力<br>
　によって案外早く危機から脱しているように思います。<br>
　日本は、アジア通貨危機の時も、今回の金融危機も直接は関係ないと言われ<br>
　ながら、相対的に安全だということで、円高に見舞われ、輸出産業に打撃を<br>
　与え、深く長い経済的な打撃を受け続けています。そして、円安になれば<br>
　外資も入りやすいのですが、円高により経済的に鎖国状態になるのです。<br>
<br>
　ビーちゃんファミリーは日本の車産業のタイの経営者ですが、非常に景気は<br>
　良いようです。誇らしげに、タイでは増収増益だと言っておりました。<br>
　先週のG１サミットではありませんが、やはりアジアの経済成長を日本は<br>
　取り込んでいかなければ成長するのは難しいことを肌で実感しました。<br>
　また、バンコクから離れたカンチャナブリでも多くの外国人観光客が<br>
　おり、東京よりカンチャナブリの方が遥かに国際都市だと思いました。<br>
　これから１０代のビーちゃんや、うちの娘が働くようになる時代には<br>
　アジアの時代の到来です。その時に思う事は、経済成長というものを<br>
　環境を破壊しながらではなく、環境と共存しながらの経済成長を考える<br>
　ことが、彼らに課された大きな課題なのだと思います。<br>
<br>
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　文責　　　　野呂　洋子<br>

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